人称について

「静夜に思う」の霜さまが、日記に人称について書いていらしたので、私も真似っこしてひとつ書いてみようかと思います。

……と思って書き出したら、なんかやたら長くなっちゃいました（＞＜；）
なので、折りたたんで置いておきます。興味のある方だけ、ご覧下さいｖｖ

まず、お互いがお互いをどう呼んでるか、という話から。

登場人物がお互いを呼びあう場合は「原作が基準」だと考えてます。
で、原作で名前を呼ばれていない間柄は、妄想で補う、と。

だから、伊作が原作でちゃんと小平太のことを「小平太」と呼んでいたから、伊作は七松小平太のことを「小平太」と呼ぶ。でも、小平太が伊作を呼んでるシーンはいまのところ原作にはないので、ここは妄想が入り込んで「いさっくん」。

あくまでも原作が基準ですので、今後４６巻も含めて、妄想で補ってた分が原作で補完されるようなら、そちらに従います。たとえば、原作で小平太による「伊作」呼びが確定したら、今後「いさっくん」呼びはやめます。これまで書いてきたものを訂正したりはしないけどね。

ちなみに、あくまでも基準は原作すなわち「落第忍者乱太郎」であって、アニメの「忍たま乱太郎」は参考程度です。アニメはもちろん好きだしこれでいいと思うけど、医務室が保健室になっちゃうようでは、基準に据えることは出来ないと思う。

妄想部分の付け足しですが、五年生同士の呼び方について。
「同い年は下の名前呼び」っていうのは賛成です。みんな下の名前で呼んでると思う。だからうちでは、「三郎・雷蔵・兵助・ハチ」呼びになります。
竹谷はねえ……最初本当に悩んだんですよ。八左ヱ門っていうのはちょっと長いし。八左っていうのは渋すぎるし。八じゃ逆に短すぎて人の名前のような気がしないし。
それで、確か余所様のサイトで「ハチ」って呼んでるのを見たことがあったなあと思って書いてみたら、これが凄くいい感じだったのですね。二文字でバランスいいし、不意にカタカナが入るのもアクセントになっていいし。「はち」という音だけ取ると「鉢屋」と混同しやすいですが、「鉢屋」と「ハチ」じゃ字面が全然違いますしね。
でもこれは近日中に原作で補完……されたっけ？どうでしたか。でも原作できっちり、五年生同士の竹谷の呼び方がわかったら、それに合わせようと思います。

さて、それでは、三人称の地の文ではどうするかというと。
確かに、名字か下の名前で統一したいと思うのですが、ここはすっぱり思い切って「その人を一番連想しやすい名前」で行くことにしました。鉢屋三郎なら「三郎」よりも「鉢屋」の方が本人を思い出しやすいですが、不破雷蔵なら「不破」よりも「雷蔵」の方が馴染んでますよね。後輩も先生もみんな「雷蔵」呼びだし。
実際カプ表記でも、名字と下の名前が一緒くたになってますが「鉢雷」が一番よく通っていて、これを「鉢不」とか「三雷」とか書かれると一瞬誰だか分からないですよね。
生徒だと一年生でもなければ、その親兄弟や血縁関係者といった名字を同じくする人が出てくる可能性は皆無だと思われます。つまり、世代間で名字と下の名前を分ける必要はまずない。
そんなこんなで、統一がとれてないのはもう仕方ないこととして諦めました！

しかしそれだと、悩む人もいますよね。
鉢屋は鉢屋、雷蔵は雷蔵、竹谷は竹谷でいいとして、久々知兵助は悩みました。「久々知」という名字にインパクトがあるので、久々知は久々知の方がその人物を連想しやすい。が、しかし、「とある雪の日」を書いた時は、登場人物のほぼ全員、伊作までもが「兵助」呼びだったので、まあいいか、と「兵助」にしちゃいました。でも、もっとシリアスな話で主役を張ることがなければ、久々知と書く方が妥当かなあという気はします。

あと、山田先生と土井先生も悩むなあ……。
山田先生は「伝蔵」という超格好いい名前に対して「山田」という名字が平凡過ぎて（＾＾；；
あそこの家族を普通に三人称の地の文で書くと「山田」「山田の妻」「利吉」になるんだろうけれども……やっぱ「伝蔵」って名前を使いたいよね！
しかしそうすると、土井先生が「半助」になっちゃうしな……。いや土井先生はどっちでもいいと思うんです。ただ扱いは山田先生と一緒、山田先生が名字なら土井先生も名字、ですよね。
まあ「山田・土井」で行くか「伝蔵・半助」で行くかは状況次第かなー。

……と、まあ、そんなことをつらつらと考えておりました。
なんだかとりとめもなく長文になっちゃってすみません。
お付き合い下さってありがとうございましたｖｖ