妄想旅行？

南紀白浜から帰って来ました～ｖｖ
双子のパンダは超可愛かったですｖｖ

さて、今回は、祖母が泉州に住んでいるので、一旦そこで集合して、車に分乗して白浜へ向かったのですが。
先に出た車から「高速は混んでる」という連絡が来たのですよ。で、じゃあ下道を行こうか、山道だけどいい？と聞かれて、まあいいんじゃないの、ドライバーの叔父がそっちがいいなら、と車中の意見がまとまったところ。
これがまた凄まじい山道でした……＞＜

大阪府と和歌山県の県境といえば、雑賀衆の根城があったとされる辺りですよね。虎若の実家ｖｖ
また紀伊半島の山っていうのは、修験者や山伏の山岳修業の聖地だったりします。三治郎が山伏のお父上と修行で駆け回ったかもしれないｖｖ（しかし後で調べたところ、三治郎の出身は播磨の国（兵庫県辺り）なのでちょっと和歌山までは来ないかもな……）
そう思えば夢も妄想も広がるじゃないですか。ところがどっこい。

犬鳴山から和歌山県に入り、高野山を越えて龍神村を抜けて田辺市に入るルートというのが。ものっすごい山道でした。
九十九折という言葉そのもの、カーブにつぐカーブ。直線なんてこれっぽっちもない。
以前ここを運転したことがあるという姉が「ブレーキパッドが焼ききれるかと思った」という道で。
しかも叔父の運転が、ブレーキパッド保護のためか微妙にワイルドで、後部座席はカーブの度にぐるぐる振り回される感じで。
隣に座ってた伯母が、車が止まった時に吐いてたくらいだもんなー。
私はそこまで酔いませんでしたが、やっぱり胃がぐるぐるして、お昼は食べる気になれませんでした……。

しかし。転んでもただでは起きないのが腐女子。
例えばこれが現パロで、五年生と伊作のドライブなら。
車酔いした伊作が、不運にも吐いたものを自分の服に引っ掛けたとする。心配だけど汚れ仕事はしたくない鉢屋、拭いた方がいいか脱がせた方がいいか脱がせてもいいのか迷って動けない雷蔵、「伊作先輩、そのＴシャツ脱いじゃって下さい、洗ってきますから。その間、俺のでよければ、これ」と自分の着てたシャツを差し出す久々知とか。いや、汚れ仕事に慣れてるのは竹谷だろうから、これは竹谷で久々知が運転手というのもいいなｖｖ
で、「すみません、俺の運転のせいで……」と謝る久々知に、「いや、兵助こそ、こんな凄い山道、運転するの大変だったんじゃない？お疲れ様」と伊作がにっこり笑顔で労ってくれて、役に立たなかった名物コンビが凹むとかね。

いやまあ、そんなこんなで楽しかったですｖｖ